気候も涼しくなってくると、花市場にはぞくぞくと華やかな花色の花鉢が増えてきます。
中でも冬の花鉢の代表格はシクラメン。皆さんもこのお花は良くご存知ですよね。
出回り時期は、早いものは9月からで、ピークは11月から12月にかけてです。今月に入り、市場でも出荷される品種、サイズ、量ともかなり充実してきました。
もともとシクラメンは地中海沿岸東部の原産で、路地に咲く花です。ブタが球根を掘って食べることから”ぶたまんじゅう”と言われたりしました。最近出回っている種類は、殆ど園芸用に品種改良されたものです。年々、花色、花形など新しい種類が出て、豊富になってきています。

・うっすらぼかした色合いの「ピアス」
・花びらにフリンジのある「ビクトリア」
・花色の黄色い新種「ゴールデンボーイ」
・蝶のような花形の「パピヨン」
・地植えにも耐える丈夫な品種「ガーデンシクラメン」
などが、最近人気の品種です。 シクラメンは花期が非常に長く、今頃から飾っても年明けから、長ければ来年も花を咲かせることも出来ます。冬の贈り物には最適で、ご家庭でもお気軽に楽しんで頂けるのでお勧めです。
AND ONEでは、特に珍しい種類を多く揃えて行きたいと思っています。
乞うご期待!!

    シクラメンの上手な管理の仕方
  • 日当たりの良い窓辺に置きます。
    寒さには強いので、明るさがあれば玄関などでもOK。むしろ暖房の強いところはNG。空調などの風は避けて下さい。
    見分け方のポイント  あまり暑いと葉はだらっとし、柔らかくなり、あまり寒いと内巻きに丸まります。葉がパリッと真直ぐになっているのが良い状態です。
  • 水やりは、鉢土が乾いてから、たっぷり与えます。この際、葉や花などに水がかからない様に注意して下さい。受け皿などの水は溜めないようにします。
  • 花がらや、黄色くなった葉は、まめに根元から摘みとります。

    来年も花を咲かせるには?
  • シクラメンは球根なので、夏の暑さを乗り切れば何年も楽しめます。
    普通の水やりを続ける方法もありますが、株や球根を丈夫にするには、花後の4月から休眠させる方法が良いでしょう。
    花後から、全く水を与えず、雨の当たらない戸外の、明るく涼しい日陰で夏越しします。この間、地上部は全て枯れます。
    9月頃、新芽が出たら、新しい鉢と土に植え替え、水やりを開始し、日当たりの良い所へ移します。10月〜11月、寒くなってきたら、屋内の日当たりの良い窓辺などに移します。1月〜2月頃に、花を咲かせるでしょう。

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