今回AND ONEよりご紹介するお花は、切花として一年中出回り、花持ちが良く人気の高い"洋蘭"です。

洋蘭の栽培は19世紀後半からイギリスで盛んになり、交配種の物も開発されました。
日本には明治の初め頃から輸入されましたが、とても貴重品で限られた人々しか楽しめませんでした。
第二次大戦後、アメリカなどで大量栽培が始まり、日本でも経済成長とともに生活水準が上がり、洋蘭は身近なものとなってきました。



●シンビジウム あんみつ姫

シンビジウム(Cymbidum)

名前の由来はギリシャ語で"小舟の形"という
意味で花弁の形から命名されています。

蝋細工に似た花は、白・ピンク・赤・黄
グリーンに茶など様々な色があります。
また、花径は3cm位のものから
大きなものは12m位のものまであります。

'冬の花鉢の女王"として
年末年始の贈り物の定番ですが、
切花としても花持の良さと、
その花姿の豪華さから
とても人気のあるお花です。


●オンシジウム  セピアカラー

オンシジウム(Oncidium)

遠目には、草花かと思うほど細かい花を
びっしり咲かせる蘭です。

よく知られている黄色の中でも1個の花径が、
5mmくらいのものから2cm位のものまで
豊富にあります。
他に赤やピンク、茶などもあり、
バニラの香りのするものもあります。

花鉢の出回りは夏がピークですが、
切花は輸入のものも含め周年手に入れることが
出来ます。

       
       

●デンファレ シャネル(ピンク)

 
 ●デンファレ シャビンホワイト(白)

デンドロビウム ファレノプシス(Dendrobium Pholonopsis)

通称「デンファレ」
この名前は、花の咲き方が
ファレノプシス(胡蝶蘭)に
似ている事からこの名前で定着しています。

定番のピンクの濃淡や白。
更には、濃い紫やグリーンまで花色が
豊富な蘭です。
同じ色の中でも、比べてみると花びらの先が
尖ったものや丸いものなど品種も沢山あります。

デンファレはカクテルなどに添えられたりして、
洋蘭の中では一番身近なものではないでしょうか?

       
       

●モカラ ブルーマウンテン(紫)

 
 ●モカラ キャロット(朱赤)


●モカラ カパヤゴールド(オレンジ)

モカラ(mokara)

近年多く出回るようになった"モカラ"
という洋蘭。
実は、バンダ・アラニクス・アスコケントルム
という蘭の掛け合わせで作られた人口種です。

ころんと丸みのある花が20cm〜30cmの
花径にびっしりとついており、花色も
原色系の赤、黄、オレンジ、ピンク、紫etc...
カラフルでPOPで、グリーンと合わせると
発色よく元気が出るお花です。

       

カトレア(Cattleya)

この名前は初めて咲かせたイギリス人の名前にちなんで付けられたという エピソードがあります。
花姿は、小振りできゅっとしまったものから大輪で華やかなドレープのようなものまで、大変豊富です。
1本の花径に1〜2輪の花なので、1輪の存在感は圧巻です。

多くのものは熱帯地方に自制している種類を中心として改良されましたので、飾る場所は寒すぎない室内が適しています。
ですが、暖房などであまり乾燥しすぎてしまうとお花がしわになってしまいます。時々霧吹きをしてあげると良いでしょう。

大変に花持ちの良い洋蘭ですが、水は濁りやすいのでまめに水かえをし。切り口をcutしてあげると尚長く楽しめます。

1〜2本でも圧倒的な存在感を出す洋蘭。お気に入りの花器、場所に簡単にグリーンをアレンジするだけでオブジェのような空間に変わります。
もちろん大振りな器なら、蘭のみを「バサッ」と活けたら圧巻ですね。でもお皿に水を張って、輪を欠いて浮かべるのも素敵です。

AND ONEでは年間を通してその時お勧めの洋蘭を常時揃えています。
花器やその時の気分に合わせて、花のある楽しい生活をお手伝いさせて頂きます。

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